温泉こねこ

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2019年7月12日金曜日

売り場の女神

すごい人って、すごさを感じさせない。




この間、私、催事でお野菜を売っていたの。

そのときスタッフで入ってくれた女性がすごい。

まじすごい。

この記事では、

彼女を親しみと敬意を込めて“おばちゃん”って呼ばせてもらうことにする。




おばちゃんの歳は70すぎ。

彼女のキャリアは売り場の誰よりも長い。


今回、定年で退職していたところを、この催事の為に呼ばれたらしい。




そんなおばちゃんは、何がすごいってね、

人との間合いが、絶妙

お客さんを、思い通りに動かそうとしない。

私たち売り子の気持ちや行動を、制御しようとしない。

つまり、絶対に人を見下さないってこと。

人のリアクションをあてにしないで人に尽くせる。
できる??

なかなかできないよ。





もうね、人として住むレイヤーが違う。

参りました!

この人の仕事っぷりを間近で見れることは、ものすごい財産だって思った。



玉ねぎの詰め放題での接客も、

「お得意様」との接客も、

売り子同士への気遣いと間合いも、

愛嬌のある笑い顔も、

冷蔵庫拭いた思い出話も、

全然アピールしないけれど仕事の容量の良さも、

携帯の待ち受けにいる小型犬チョコとナナの写真も、

どれもこれも印象に強く残っています。





催事の最後の日、

おばちゃんは角の形をしたパンと果物のゼリーをくれた。

私、それらを大事に自宅に持って帰ってきたんだけど、

食べてなくなってしまうのが惜しくて、

食卓の上でしばらく並べて眺めてた。




あのおばちゃんが売り場にいるなら、

今度はお客さんで買いに行きたい。









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