すごい人って、すごさを感じさせない。
この間、私、催事でお野菜を売っていたの。
そのときスタッフで入ってくれた女性がすごい。
まじすごい。
この記事では、
彼女を親しみと敬意を込めて“おばちゃん”って呼ばせてもらうことにする。
おばちゃんの歳は70すぎ。
彼女のキャリアは売り場の誰よりも長い。
今回、定年で退職していたところを、この催事の為に呼ばれたらしい。
そんなおばちゃんは、何がすごいってね、
人との間合いが、絶妙。
お客さんを、思い通りに動かそうとしない。
私たち売り子の気持ちや行動を、制御しようとしない。
つまり、絶対に人を見下さないってこと。
人のリアクションをあてにしないで人に尽くせる。できる??
なかなかできないよ。
もうね、人として住むレイヤーが違う。
参りました!
この人の仕事っぷりを間近で見れることは、ものすごい財産だって思った。
玉ねぎの詰め放題での接客も、
「お得意様」との接客も、
売り子同士への気遣いと間合いも、
愛嬌のある笑い顔も、
冷蔵庫拭いた思い出話も、
全然アピールしないけれど仕事の容量の良さも、
携帯の待ち受けにいる小型犬チョコとナナの写真も、
どれもこれも印象に強く残っています。
催事の最後の日、
おばちゃんは角の形をしたパンと果物のゼリーをくれた。
私、それらを大事に自宅に持って帰ってきたんだけど、
食べてなくなってしまうのが惜しくて、
食卓の上でしばらく並べて眺めてた。
あのおばちゃんが売り場にいるなら、
今度はお客さんで買いに行きたい。